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小さな頃から、そして高2現在も、彼に現れる自閉スペクトラム症の典型的症状は、「石化」です。(中学生編59≫)
私が勝手にそう名付けているだけですが、
「普通なら」
「どう考えても間違っている」
「そこにこだわれば最悪の結果になること」
「今は重大でないこと」
「もしくは考える必要のないこと」
「意味不明な理由」
これらに「異常に」「取り憑かれたように」固執し、
パニック状態、もしくはストライキに似た状態になり
「何がなんでもその状況に居座り」
「絶対に耳を貸さずものも言わず動かず」
「もしくは暴れ、叫ぶ、時に物を破壊する」
こういう状態のこと。
困り果てています。
担任はその行動を「なんとも思わない人間は愛されない」と叱咤したわけですが、
自閉スペクトラム症による行動なら、もう彼自身にもどうすることもできない。
現在(漫画化するのはずっとあとになりそうですが)、わが家は大変な状況に置かれていて、先日も警察官が出動する騒動となりました。
彼の行動は映画「レインマン」のダスティン・ホフマン演じるレイモンドとそっくりです。