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自己肯定感と自信がないせいで、人と争うことを恐れ、笑って受け流したり我慢したりすることが多いです。また、他人なら距離を置けばいいだけのこと。わざわざ争って傷つくのは割に合わない。(発達障害の子と生きる番外編8≫、9≫で描いています)
でも、このときは、
「今言い返さなければ、死ぬまで苦しむことになる」
と思いました。
電光石火でほぼ初対面の人に言い返したのは初めてだったかもしれません。
大げさかもしれませんが、言わなければ、私というひとりの人間の尊厳はないも同然、死んだも同然と思いました。