発達障害の子と生きる(中学生編219)第一志望合格

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第一志望合格。

これ以上ない喜びのはずなのに、親としては不安の方が大きかった。
本人には言えないけど、むしろ不合格になった方が、後のことを考えるといいのではないか。そんなことすら考えていたのです。

○○高校はゴリゴリの進学校。
私はイギリス人の先生に英会話を習っていますが、彼いわく、○○高校の子は優秀ないい子ばかりで、みんな真面目でほっといても勉強するそうです。

実際彼は─どんどん落ちこぼれていくことになります。
やはりスマホの影響が大きすぎるのです。発達障害の人は、自分を制御するのが苦手。かと言って、授業でもスマホを使用する○○高校ですし、高校生になった彼からスマホを取り上げることはできません。大人になる前に、スマホとの付き合い方も学ばなければなりません。
アル中の人が家族に暴力を奮ったり嘘をついたり騙したりしてまで酒を飲むように、彼は、彼より弱い私たちを力でねじ伏せ、時には暴力に訴えてゲームを優先するようになっていきます。番外編やインスタ、Threadsでもお伝えしてきた通りです。

中学生編16〜18話で、勉強の仕方がわからないとパニクる彼のことについて描いています。特に18話では発達障害の人が課題を後回しにしてしまう理由について詳しくふれています。
私立の▲▲高校合格については189話で。

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