発達障害の子と生きる(ハイライト)28 カサンドラ症候群

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知能の遅れがないせいか、この子を育てることの困難をなかなか他人に信じてもらえませんでした。カサンドラ症候群は、配偶者間に限ったものではないと思います。

誰もが無責任に悪意なく、

「今だけ」
「男の子なんてそんなもの」
「うちもそう」
「みんなそう」

って言う。つらいのは、他人だけでなく実母・義母という最も近い血縁者に理解されなかったこと。

私を虐待していた実母が、
「お前が叱りすぎるから、この子はおかしくなった」って言った。
「じゃあお前が育ててみろ!育ててみてから言え!」って言ったら、「親はお前だろ」って鼻で笑われた。

義母はいつも、私のことを
「神経質」だと言うけれど、それはすなわち、

「育児なんてみんなそれなりにしんどいのに、それに耐えられないあなたがおかしい」
ってこと。

息子が問題行動を起こすと私のしつけのせいにされるのに、助けを求めたら「気のせい」って言われるの理不尽すぎないか。

もともと自己肯定感が低く、天理教の宗教2世で常に「いんねん(自分のせい)」って言われて育った私は

息子の特性はすべて私に責任があり、原因がある、と考え追い詰められていきました。

担任の先生に「そんなものですよ〜」と言われた話は小学生編120121話。

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