神さまの子〜私は宗教二世〜116 質問

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ずっとずっと、会長本人に問いただしたかった。言えないまま、死なれて、もう、永久に糾弾できない。

今度こそ絶対に言うんだ。聞くんだ。

かたく決意してこの場に臨みました。

この人に罪はないのは分かってる。

しかし、
この人の父親が信者にパワハラしていたこと、
ご丁寧に手紙までよこして(65〜67話)私の父を傷つけ泣かせたこと、
他の信者からも批判されていたこと、

教会の後継者として、この人がどう考えるのか知りたかった。

娘であるこの人の目に、あの男は一体どう映っていたのか。
いちばんそばで、あの男を見ていたこの人は─

新会長夫人は、何を語ったか─(つづく)

102話(前会長の長女について)
108話(伯父の長男について)
16話(私の宗教観)
105〜107話(伯父の次男について)
33話(大教会で父が無視されたことに関し、毒母と口論に)




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