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このお話は中学生編93で読めます。
息子の暴力から守るために、娘を連れてこの家を出ようと何度思ったかわかりません。
娘は頑強にこの家に残ると言いました。
「ママいつも言ってるでしょ、
『お兄ちゃんをバカにしたらいけないよ』って」
障害をもつ兄のことを、妹が見下すようなことがあってはならないし、私はそうなることを恐れました。
だから娘に、確かに、「お兄ちゃんをバカにしてはいけない」そう教えてきました。
反対に娘からそれを教えられることとなったのです。
もちろん、別にバカにするつもりはありませんでした。ただ暴力や暴言、抑圧から彼女を守りたかっただけでした。
しかし娘は、「家族4人」であることにこだわり続けました。
たたかれても暴言を吐かれても、お兄ちゃんを思う気持ちがあるのでしょう。
長い間、娘のために辛抱してきました。
息子が一人暮らしを始めた今、夫と娘は一緒に、息子に頻繁に電話しています。
私は、彼とアパートで別れて以降、未だまったく関りをもっていません。
発達障害の子と生きる(ハイライト)46 娘を連れて逃げよう
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