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はじめから読む≫
刺傷事件については、小学生編125≫~139≫を参照。
母とのつらい思い出は、記憶1≫~参照。
「実行」という言葉の意味もわからないほど小さかったんですよね。
救いのないことは、母がほとんど覚えていないこと。
私は誰に怒りをぶつけたら良いのでしょう。
息子を育てていて確信しています。私はあの子みたいに叱られるようなことはしていません。
あのとき、私たち母子を見つめていた大人たちは、誰も助けてくれませんでした。
母にも息子にもひどい目にあわされてきた。
親も子も…マシでなんなの。
娘の存在が、私の生きる理由です。