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親と親戚が「ごふうさん」と呼んでたのはなぜたか知りませんけど、正確には「ごくさん」だそうです。
もちろん、なんの効果もありません。しかし人間というものは不思議なもので、病気は治らないにしても受験のときの緊張などは少しやわらいだものでした。結局、気持ちの問題なんですよね。小さいときから「これ飲めば大丈夫」と刷り込まれてきましたから。「安心」という意味では効果がありました。それはそれでありがたかったですけどね。こんなもの催眠術と一緒です。
母はたくさん持っていて、何かあるとすぐ持ってきます。私は手術を繰り返してきましたが、毎回このやり取りがあります。
手術の日は飲めないって言ってんだろ!!
