神さまの子〜私は宗教二世〜59
十三峠越え

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こかん様の足跡をたどる…?
当時のこかん様の気持ちに思いを馳せる…?

知りませんよ。
アホらしいわ。
信者でもないのに。
いい迷惑。
思い出しても腹が立つ。
行くんじゃなかった。

こうして私は、いつのまにか「女子青年」の一員と見なされるようになっていました。

「いい人ばかりだから」
「楽しいよ」

分教会や母の一族と同じで、女子青年も醜い人間の感情が渦巻いていることを、私は知ることになります。

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