神さまの子~私は宗教二世~126 対面

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はじめから読む≧

伯父一(母の長兄)の3人の子どもたち。
長男と次男については104~108話で読めます。
サケちゃんは真ん中の子どもで、知的障害があり、まだ幼いうちに

「商売の妨げになる、面倒を見られない」

という理由で、施設に入れられ、長い間ずっと施設で暮らしていました。
「捨てられた」のです。
そんなことが、昭和30年代には、普通に行われていた(124話)。

はじめから存在しなかったかのように、家族の誰も、彼女を顧みることなく、何十年も闇に葬り去られてきました。

彼女のことは、23~28話で読めます。24話では、小さかった私に加害してきた彼女のことについてふれています。
盆と正月に帰省するサケちゃんが、伯父夫妻に煙たがられているのを憐れんだ私の母。見かねた私の父が、サケちゃんをわが家に預かるというのが恒例でした。
母の一族と異なり、敬虔でまじめな天理教信者となった父は、「人だすけ」を実践しようとしたのかもしれません。
しかし、そのたびに私が、ヤングケアラーとなったのです(25話)。

唐突に、危篤となったサケちゃん。
彼女の身に何があったのかを、病院に駆けつけて知ることになりました。

実の娘と死に別れるという事態なのに、病院に行くことを拒絶した伯父一の妻。
彼女のことは次男が一時的に、病院に入院させました。

「石化」というのは、私が勝手にそう呼んでいる、発達障害の人が陥る「ある状態」のことです。中学生編212がわかりやすいと思いますが、タグで記事一覧があります。





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